2歳新馬情報
≪今週デビュー有力馬情報≫
【函館】
☆7/3芝1200㍍
▼バルバロ(牡 国枝厩舎 父ブラックホーク母クラフティワイフ)
蛯名騎手でデビュー予定
藤井調教厩務員「気性的には幼いが、スピードはあるね。5月の終わりに入厩してから結構乗り込んでいるし、センスはあるよ」(6/29デイリースポーツより抜粋)
佐藤助手「古馬をあおったりして、いい調教ができています。早めに完成されている感じ。毛色が違うだけで、ブラックそっくり。父よりも気性面では優等生タイプだし、前向きです。デビューからやってくれると信じています」(6/29サンケイスポーツより抜粋)
国枝師「体が柔らかいところはお父さんに似ている。順調に来たし、楽しみだね」(6/30スポーツ報知より抜粋)
蛯名騎手「まだ子供っぽいし体に余裕があるけど、格好はブラックホークに似ていい馬だね」(6/30日刊スポーツより抜粋)
>★バルバロ、父と同厩舎&同馬主
>ブラックホークが現役時代を過ごした国枝厩舎。その国枝厩舎から、期待の初年度産駒バルバロが、今週の函館でデビューする。5月25日に入厩後するや29日にはいきなり坂路で時計を出すなど、8本の時計をマークしており、デビューに向けての調整過程に何ら不安はない。先週22日には北村宏騎手(レースは蛯名騎手)を背に坂路で4ハロン52秒2。翌日の23日に決戦の地となる函館へ向かった。
>これまでの調整過程について佐藤調教助手は「古馬をあおったりして、いい調教ができています。早めに完成されている感じ」と絶好の感触だ。父の姿を「ブラックはデビューの頃は体がゆるく、どっしり構えていた感じで、とにかく大物感がありました」と思い浮かべながら、「(バルバロは)毛色が違うだけで、ブラックそっくり。父よりも気性面では優等生タイプだし、前向きです」と絶賛している。
>厩舎だけでなく、オーナーも父と同じ金子真人氏。今年ダービー連覇(キングカメハメハ、ディープインパクト)を果たした金子氏のG I 第1号が、ブラックホーク(平成11年スプリンターズS)だった。バルバロは15年のセレクトセールでBH産駒の最高価格となる4600万円で落札。3歳1月のデビューだった父よりも、完成度では上回っている。半兄に中山GJを勝ったビッグテースト(父ノーザンテースト)、マイラーズCを勝ったビッグショウリ(同)と母系も優秀だ。「デビューからやってくれると信じています」と佐藤助手は好勝負を期待している。
>★世界レベルの血、繋養先でも高い期待
>繋養先である北海道早来の社台スタリオンステーションでも、ブラックホーク産駒に対する期待は高い。事務局の徳武英介さんは「父がヌレイエフで母の父がシルヴァーホーク。血統的な背景は世界レベルですよ。しかも、晩年のヌレイエフの産駒はパントレセレブル(凱旋門賞、仏ダービーほか)やスピニングワールド(BCマイル、ジャックルマロワ賞ほか)など、種牡馬としても成功しているんです。だからブラックホークにも大いに期待しているんですよ」と産駒のデビューを楽しみにしている。実際に調整の進んでいる産駒の話も聞いているようで、「もともとヌレイエフの系統は2歳戦に強いんです。早い時期に大物を出すんじゃないですかね」と期待に胸を高鳴らせていた。