驚愕!ディープ、ラスト10秒5の猛時計

mikittysmile2005-09-23

無敗2冠馬ディープインパクト(栗東・池江郎、牡3歳)が、秋初戦の神戸新聞杯の追い切りを初めて栗東トレセン芝コースで行い、6ハロン78秒5、ラスト1ハロン10秒5の猛時計だ。手綱を取った武豊騎手(36)=栗東・フリー=は「いい調教ができました。ワクワクしてます」と上機嫌。菊花賞も制し、シンボリルドルフ以来21年ぶりの無敗3冠馬誕生という日本中の競馬ファンが期待する偉業に向け、ディープがひたすら疾走する。

あの“衝撃”の脚は、一点の曇りもない。5馬身差の圧勝を飾ったダービーから4カ月。復帰戦となる神戸新聞杯の最終追い切りを行ったディープインパクトは、ひと夏を越しても“変わりない”姿で戻ってきた。無敗3冠ロードの前哨戦。いきなり、本気だ。

久々に見るディープ&武豊の黄金コンビ。この夏、ユタカはディープに1度も跨ることはなかった。ベテランの池江泰郎調教師(64)と厩舎スタッフに全幅の信頼を寄せていたからだ。このコンビが、待ち受ける報道陣に“いたずら”を仕掛けた。これまでの調教パターンである坂路からDWコースではなく、坂路から向かった先はDWの内側にある芝コース。“エッ?”と戸惑う報道陣を尻目に、僚馬エレスサール(牡3、1000万下)を2馬身ほど先行させてスタート。これまでは、前の馬を多少ムキになって追いかけようとする面が見られたが、7月から入厩した札幌競馬場での夏合宿の成果もあり、この日はグッと我慢した。ユタカが軽く仕掛けた残り3ハロン過ぎにスーッと前に取り付くと、自らハミを取ってグイグイと伸び、楽々と2馬身先着。6ハロン78秒5、終い10秒5は圧巻だった。

まぁ、相手は勝負付けの済んでいない一頭のみでしょうか。。。

【神戸新聞杯】追って一言ストーミーカフェ・小島良助手
「追い切り前に気の難しさを出したが、走りは問題なかった。久々でも納得のいく仕上がりだし、負ける気はしないという気持ちで挑みたい。(ディープより)前々でレースをして、突き放しにかかる競馬になるだろうね」